私の成分

今の私はこうやって出来あがったとさ。

神戸在住になった訳。番外編

ジローさんと出会った時、私には彼氏がいた。この人のことを、心底傷つけたと思っているので、記憶から消してしまいたい。
だが、私が最低のクソ女だということがやっと腑に落とせたので、この彼の事と、それに纏わる出来事を書こうと思う。

 

仙台から仕事を辞めて、実家へ帰った私。
しばらくすると、友達の紹介というか 高校の同級生同士で遊ぶ事になった。

その彼氏も同級生だったが、クラスが違って一度も話した事のない人だった。

NISSANシルビア(懐かしい~)に乗っていて、長渕剛が好きな 背は高くないけど、面白い人だった。
この人も優しい人だったと思う。

ただ、私がこのまま ここ(実家)で一生暮らすのかと思っただけ。それで神戸へ飛び出した?

いや 思い出した。母が私に聞いたのだ。
「このまま結婚すんのが?それでいいのが?」
その時は「当たり前だ」と答えた。

が、無意識には刷り込んだのだろうか?「私はこのままでいいのだろうか?」

そして、ジローさんが現れた。

最初に神戸へ行って帰った時の、ジローさんに対しての気持ちを、どうしても書き遺しておきたかった。
もう会うことも出来ないだろうから、想い出として。

その書いた物をそこら辺に置いていたんだろうか、忘れたけれど、それを彼が読んだ。ショックだったろう。

「読んだ ごめん」と言われたが、私は割と冷静だった。逆上した彼は、私の首を締めながら泣いてた。

そうされても仕方が無いと、頭の片隅で思っていた。
酷いことをしている。
ボロボロ泣く人を冷静に眺める残酷な人間。

 

この後、私は神戸へ逃げ出す。