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私の成分

今の私はこうやって出来あがったとさ。

神戸在住になった訳。番外編3

神戸在住になった訳

「なんで一緒に連れて行ってくれなかったの!友達だって知ってるでしょ?!」

それは私の八つ当たり。理不尽な怒りに対して、彼は謝ってくれた。

「そんなに好きだったんだな」
そう言われたが、好き・・・?違うよ、とその時は思ったが、やっぱり男女の好きではなかったと、今でも思う。

この話は、彼氏に対して「もうこの人 嫌だ!」と思ったキッカケではある。
キッカケなだけで、心の中で色々溜まっていたのだろう。

 

そして

http://joni-tan.hatenablog.com/entry/2015/05/08/%E7%A5%9E%E6%88%B8%E5%9C%A8%E4%BD%8F%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F%E8%A8%B3%E3%80%82%EF%BC%93

ここへ繋がったのだ。

 

最後に顔を見なかったせいか、永い間 その子が死んだことを信じられなくて、まだ何処かで生きているんじゃないかと、ふと考えたりした。

田舎へかえる度に必ず 墓参りに行って、死んだことを確認していた。

「あんた彼女の家から帰るとこかと思ったら、妹の家からだったって?まぁ彼女がいたら、墓参りしてないけどさぁ」とか、
「自分だけいつまでも若いままでズルイなぁ、私だけ歳取るんか」とか、
「早く生まれ変わって来いよ」とか、ブツブツ文句言ってみたりしていた。

ところがある年から、急に行かなくなった。多分、13年過ぎた頃から・・・

あんなにスリップが怖い、クネクネの冬の山道も越えて墓参りしてたのに。

「なんでかなぁ?」
と呟いたら、三番目の妹が
「もう必要無くなったんじゃないの?」と。

そっか。その言葉が妙に腑に落ちた。

私の中で整理がついたのか、それともその子が成仏したのか、生まれ変わったのか(笑)

わからないが、生まれ変わっているといいなと思う。

亡くなってから今年で23年。私も神戸に来て23年。

私はすっかりオバさんになっちまったよ、阿部くん。

 

*了