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私の成分

今の私はこうやって出来あがったとさ。

若気の至り2

若気の至り
Oさんが、一度 石巻まで来たことがあった(栃木から!)。

しかし、会うと決まった後に、色々思案し、やっぱりやめようと、断りの電話をかけた。

すると、「どれだけスケジュール調整してると思ってるんだ!」
とキレ気味に言われ、罪悪感を感じた私は結局会うことにしたのだった。


会った印象は・・・
三白眼の、鮫肌の(当時まだあまり言われていなかったアトピーと思われる)、ラガーシャツを着たガタイのデカい人だった。

私の気持ちは、断りの電話をかけた時から既に萎えていたが、その姿を見て、更に縮こまってしまった。つまり、全く好みではなかったという事だ。

それでもなんとかその日はやり過ごしたが、その後、「やっぱり無理です」とお断りした。

Oさんはショックを受けていた。当たり前だ。
だが私は、大層 罵られたし、傷つけたとは思ったが、元々遠くに住まう人。もう二度と会うことはないだろうとホッとしたのだが。

ここまでは序章に過ぎなかった。



その後、ぷっつりと手紙は来なくなっていたのだが、ある日、知らない人から私宛に手紙が届いた。


中身を読んで吃驚。

その知らない人は、Oさんの友達だった。

Oさんが、農薬を飲んで自殺未遂をしたというのだ。

「彼(Oさん)は始め何も言わなかったが、無理矢理聞き出した。
大学受験にも落ち(試験が先だったか、振ったのが先だったか忘れた)、あなたにも振られ、辛かったんだと思う。
さらにOさんのお母さんが、息子が自殺未遂を起こしたことで心労で倒れ入院した。
あなたは酷い人だ、ひとつの家庭を滅茶目茶にした」と書いてあった。


私は、先ず腹が立った。

は?知らない人に罵られる覚えはない、
死のうとしたのはOの勝手だろう?
受験に落ちた?知らねーよ。
お母さんが入院?だから?

やっぱり、電話の時点で止めておけばよかったのだ。
後悔先に立たず。

*続