私の成分

今の私はこうやって出来あがったとさ。

引き寄せの法則~さよなら大好きな人3

母親の言葉を先生達に伝えれば「ホラみろ」と言われ、更に止めておけばいいのに、もう一度ヒデキ君に電話してしまった。

 「もう一度付き合って欲しい」


 ・・・答えは勿論、NOでした。当たり前だ。

 

ジローさんと別れてから、考えたことがあった。
『次は、自分から好きで好きでたまらない人と付き合って、そして振られて、田舎に帰るんだ』

 なんでそんな風に考えたのかはわからないけど、そう決めていた。

 
ヒデキ君と付き合っている間、気がついたことがある。

 ジローさんは別れ際に、私に
「俺ばっかりが頑張ったって駄目だろ?」
と泣きそうになりながら言っていた。
そう、その通りだった。

 私はヒデキ君が好きだから、なんでもしてあげたくて、こっちを見て欲しくて、わかって欲しくて頑張っていたが、暖簾に腕押し。

「好き」の分量が違っていたら、多い方は虚しくなる。

 ジローさんはきっと、こんな気持ちだったのか・・・と腑に落ちた。

悪かったなぁ、ごめんなさい。
なんてね、やっぱり仕方が無いこと。相手の気持ちはどうにもできないし、してあげたい、分かって欲しいは自分の都合だ。

 最後の電話で少し泣いたが、案外サッパリしていた気がする。

 

もう15年以上は前のことだから、辛かった気持ちを忘れただけ?

いや、前に書いたように、頭の何処かで決めていたから、引きずったりしなかった。

そうか。
ジローさんの気持ちを理解するために、そう決めていたのか。

 決めるといっても確固たる思いではなく、何となくそんな感じで、の軽さ。
それくらいの方が考えた通りになるものなのかもしれない。

 

 

 

さよなら大好きだった人。

 

ヒデキ君と別れてからが、私の飲んだくれ人生の始まり。

 

が、それはまた 別の話・・・





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