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私の成分

今の私はこうやって出来あがったとさ。

かわいくなりたい

赤ん坊の頃から男の子に間違えられていた。

まゆ毛の太い子で、鼻が上向いた子だった。ほっぺたがモリモリしていて、鼻が埋まっていたらしい。

田舎の農家の長男の、初めての子だから、また男でも女でも喜ばれたのである。

そんな田舎の箱入り娘は、どこか女であることに罪悪感を持ちつつ、さらに自分の容姿に自信が持てずに、育っていった。

可愛いよりも、働く人間であることが喜ばれる環境だった。

私は褒められる子ども、自慢にされる子どもを目指した。
実際「偉いね〜」と言われる子どもであった。

可愛いと言われたことはなかったと記憶している。男の子だったら良かったのにねぇと言われることはあっても。






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