読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

私の成分

今の私はこうやって出来あがったとさ。

愛の夢をくれ②

1998年、私は既婚者とつき合っていたが、相手は二つ歳下だった。
不倫ではあったが、全く悪いと思うこともなくつき合っていた。何故なら、相手から言い寄ってきたからだ。

「私は別に好きじゃないけど、奢ってくれるし、毎日(と言っていいほど)会いにくるし、我が儘言って嫌われて、離れていっても全然構わないし」

相手に気を遣わずにつき合えるって、なんて楽なんだろう、なんて自尊心を満足させられるんだろう。2年ほど付き合ったが、体の相性も良かったので、かなり満たされていたと思う。

けれど、決してこの先一緒に暮らしていける訳では無いので(その気もなかったし)、35歳で田舎へ帰る、と心に決めていたのだった。


ある時、美容室のお客様が、私の家から自転車で五分の場所にあるBarへ連れて行ってくれた。

居酒屋か焼き鳥屋にばかり飲みに行っていた私は、Barという場所に興味津々だった。

カウンターの隅っこに座った私達。
楽しく飲んではいたが、私は、自分よりも先に居て、自分よりも先に帰らない、いわゆる「常連さん」というものが存在し、それって羨ましいなぁとぼんやりとその人達を見ていた。
男性ひとり、女性ひとりが隣合って座っていた。その時は(夫婦かな?)と思っていた。


お客さん「ここならひとりでも来れるんちゃう?」
私「うん、頑張ってひとりで来てみるわー」

確か、次の日すぐに行ったんだと思う。
もう記憶はあやふやだが・・・


f:id:sorominoko:20170315152914j:plain
お店、写真検索したら出てきた。