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私の成分

今の私はこうやって出来あがったとさ。

愛の夢をくれ⑤

「泊めてくれるんですか?」

「もちろんです」

と言った日に、件の彼女が男性連れでやって来た。
しばらく一緒に飲んでいたのだが、ツレの男性の言ったことにムッとしたNさん。
周りが聞いていても、(喧嘩売ってる?)って感じだったが、スッと立ち上がって「ごちそうさまです」と帰っていった(そこがまた勘違いした元なのだが)。

私は慌てて、追いかけて行った。

(泊めてくれるっていったじゃん!)

そう呟きながら、重いドアを開けて出て行くと、(あれ?いない・・・怒って帰っちゃったか・・・)

ガッカリした私の目に、人影が映った。

(あ、待っていてくれた)

「泊まっていいんですか?」と再び聞くと「いいですよ」


そのまま、Nさんのアパートへ行き、一緒に寝た。
バラしてしまえば、本当にただ寝ただけ(酔いすぎてて立たなかった)。
だが、告白はされた。

好きだと。
泊めた彼女と仲が良いとマスターに聞いたから、そのことは早く言わなければと思ったこと。

さっきは忘れていて帰ろうとしたが、そうだ、泊まるって言ってたと思い出して戻ってきたこと(なんだと?)。

まったく。
酔っ払って始まった付き合いは、始終寄酔ってないと上手くいかないのかもしれない。





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でもまぁ、キスはしました。